自然災害に不法投棄…地域の安全を24時間365日
見守る方法とは

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2022年09月26日

日本は自然が豊かな国ですが、それゆえ自然災害は起こりやすく、加えて山間部は人目につきにくいため、不法投棄などの犯罪も誘発し易い環境にあります。全国的に過疎化が進む中、人目の届かない場所は更に増えていくことが予想されます。しかし、解決策はあります。それが、人手を割かなくても地域の見守りを可能にする「テラセルデ オフグリッド電源ポール」です。

自然が豊かな国だからこそ危険は多い。自治体による見守りは欠かせない

日本は山と森林に囲まれた、自然が豊かな国です。降水量が豊富で気候も温暖湿潤なため、木が育ちやすく、国土の約2/3が森林で構成されていると言われています。

しかし、自然が豊かということは、裏返せば人の目が届きにくい場所も多いということになります。たとえば山間部の木々が生い茂った場所は、電柱を立てたり電線を通すことができない「無電化地域」となり、街路灯すら設置できません。こうした無電化地域は人目が届きにくく、不法投棄などの犯罪を誘発する恐れがあります。放置しておくと、地域の安全性が低下してしまうことが懸念されます。

さらにいえば、降水量が豊富ということは、水害も発生しやすくなります。国土交通省の調査によると、全国1,741市区町村のうち、2011年から2020年までの10年間で、河川の氾濫などによる水害が起きていないのは56市区町村(3.2%)だけでした。つまり、96.8%の市区町村で水害が発生しているということになります。

令和元年末 全市区町村数 1741市区町村 出展:水害統計 イメージ
令和元年末 全市区町村数 1741市区町村
出展:水害統計

水害や、水害に伴う土砂災害に対し、各自治体は常に監視の目を光らせる必要がありますが、先述の通り、山間部など自然が豊かな土地では電気が通っておらず、監視用のカメラを設置することは困難です。

しかもこれからの時代は、過疎化のさらなる進行によって、人目の届かない場所はさらに増えていくことが予想されます。総務省が2022年度に「過疎地域」に指定した自治体は、全国1,718市町村の半分以上となる885市町村でした。過疎地域が半数を超えたのは調査開始以来初となります。

過疎化が進んだとしても、自治体が地域の見守りを行うという役目を果たさなければいけないのは変わりません。とはいえ、自治体に務める職員の数は限られており、普段の職員の稼働に、さらに人手を掛けて地域の見守りや監視を行うのは難しい話です。地域の見守りを行うための解決策に悩んでいるという自治体はおそらく多いことでしょう。

安全性が高くメンテナンスフリー、電力の無いところに電力を生み出す装置が誕生

しかし、解決策はあります。ICT技術の進化により、人手を割かなくても、地域の見守りが可能になる技術が生まれています。それが、ミライト・ワンの「テラセルデ オフグリッド電源ポール(以下、オフグリッド電源ポール)」です。

オフグリッド電源ポールは、ポールの頂部にLEDライトやカメラを搭載することで、街路灯や地域の監視カメラとして活用できる円柱です。ポールの内部には充電池が、ポール上部にはソーラーシート(太陽光で発電するシート)が搭載されているため、たとえ電気が通っていない無電化地域でも、自ら発電し、電力が蓄えられる構造になっています。言い換えれば「電力の無いところに、電力を生み出す装置」となります。

オフグリッド電源ポールには、運用面で特に秀でたポイントが2点あります。その1つ目が、安全な点です。一般的に充電池は、使い方を誤ると発煙や発火の恐れがありますが、オフグリッド電源ポールでは、電源に熱暴走の危険性がない「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」を採用しています。そのため、人が多い市街地に設置しても、山の中に設置しても、火災の恐れがありません。

2つ目が、“メンテナンスフリー”です。オフグリッド電源ポールのソーラーシートは、ポールの上部に巻き付いているため、地面に雪や落ち葉などが蓄積しても、シートが隠れることはありません。もしポールに埃が付着しても、雨が降れば埃は流れ落ちるため、ソーラーシートの部分を定期的に清掃する必要はありません。本体は雨水や雪が付着しても問題が無いよう、IP65規格の防水性能も備えています。

LED/監視カメラ/IoTを搭載したポールが、地域の安全を24時間365日見守る

オフグリッド電源ポールの用途は、LEDライトを搭載すれば街路灯として、カメラとネットワーク通信機器を搭載すれば、住宅街の防犯カメラ、河川の水位見守り、土砂災害の監視、不法投棄の監視として遠隔で情報収集が可能です。電源はソーラーシートで発電した電力(再生可能エネルギーのみ)を利用するため、商用電力は一切使いません。環境にも優しい製品です。

オフグリッド電源ポールを街路灯として使用する場合、光源は消費電力が少ないLEDとなります。LEDは蛍光灯や水銀灯と違って虫が寄り付かないないため、街路灯周辺に虫が繁殖して住環境が悪化することもありません。

それ以外にも、Wi-Fi機器を搭載すればWi-Fiステーションとして、災害時には停電時の照明や緊急電源としても活用できます。複数の機能を一台のポールに搭載することも可能です。

さらに、オフグリッド電源ポールに各種IoT機器を搭載し、学校における熱中症・PM2.5の危険監視や、風向や風速、雨量などを検知する複合気象センサー、土の中の水分量やPH値をモニタリングする農業IoT機器として将来活用を考えています。

たとえば、雨量や河川の水位が一定の値を超えた場合、そのことを自治体に通知する、といった仕組みを作ることもできます。IoTから得られたデータを収集~蓄積~解析していくことで、より安心・安全なまちづくりを行うことも可能になります。

繰り返しになりますが、オフグリット電源ポールは「電力の無いところに、電力を生み出す装置」です。もし地域に人目の届かない場所や、不法投棄の恐れがある場所、増水や土砂崩れの恐れがある場所があれば、そこにオフグリッド電源ポールを建てることで、24時間365日、市民の安全を見守ってくれることでしょう。

兵庫県宍粟市様との実証実験レポート

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