スマート物流EXPOレポート

2022年12月5日
スマート物流EXPOレポート
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近年、物流業界を対象とした展示会が増加傾向にあり、東京のみならず、地方でも展示会の実施が相次いでいる。10月26日から3日間、ポートメッセなごやにおいて、第2回「名古屋スマート物流EXPO」が開催された。同展には570社が出展し、物流現場を革新するIoT、AI、ロボットなどの最新技術・製品が紹介された。

本展示会は、「名古屋ネプコン」として開催され、ロボデックス、スマート工場EXPO、スマート物流EXPO、グリーンファクトリーEXPO、カーエレクトロニクス技術展、自動車部品&加工EXPO、EV・HV・FCV技術展、自動運転EXPOなどから構成されている。開場と同時に、物流や、ロボデックスの会場には、来場者が詰めかけ、午前中から"すごい熱気"に包まれていた。

特に、業界のトレンドを把握したり情報収集に役立つセミナーも企画され、「AIを用いた物流改革とは?」をテーマに、ヤマト運輸の中林紀彦執行役員がAIから価値を生み出すために鍵となる環境MLOps * 」、コープ東北サンネット事業連合の河野敏彦常務理事が「AIベースのルート効率ソリューションの実験」と題した講演は、多くの聴講者が聞いていた。

* MLOps(エムエルオプス):機械学習(Machine Learning)と、運用(Operations)をあわせてできた造語。

さらに、物流DXの事例として、ダイキン工業の生地幹物流本部長が「生販物連携とDXによる空調製品物流改革への取り組み」、テルミックの田中秀範代表取締役による「単品部品加工の製造業が実践した物流ソリューション」と題した講演も行われた。

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