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小型の燃料電池(水素FC)向け水素サプライチェーン
水素燃料電池ドローンや非常用発電機・可搬型発電機に水素を供給する「水素サプライチェーン」実証事業に取り組んでいます。
このサービス・ソリューションのポイント
- 小型の燃料電池(水素FC)向け水素サプライチェーンの推進
- 充填温度制御式多連型システムにより高効率に水素を充填
- マイクロモビリティの動力源として活用
- 非常用電源・可搬型電源として活用
サービス概要
水素を"とどける"
~小型の燃料電池(水素FC)向け水素サプライチェーンの推進~
当社は、エネルギー分野において、カーボンニュートラルの鍵となる水素社会の実現を目指して、「小型の燃料電池(水素FC)向け水素サプライチェーン」づくりを推進し、お客様が安心してご利用いただける社会実装に取り組んでいます。
小型の燃料電池(水素FC)を誰もが安心してお使いいただけるよう、小型水素容器(CFRP容器)専用の充填システムの開発及びそのサプライチェーンづくりを実施しています。また、水素を動力源とする水素燃料電池ドローンの開発や、その他水素マイクロモビリティの普及促進にも取り組んでいます。(2025年大阪・関西万博に向けた「令和4年度・令和5年度大阪府カーボンニュートラル技術開発・実証事業採択」)
「令和4年度・令和5年度大阪府カーボンニュートラル技術開発・実証事業採択」

技術開発
水素を"小分けする"
~充填温度制御式多連型充填システムの開発~

水素を高速で充填しようとすると容器内の温度が大幅に上昇するという課題がありました。当社は、この課題を解決するために、一般高圧ガス保安規則に定める温度以下に保ちながら、小型水素容器に効率的に水素を充填できる設備の開発を進めています。
水素を"使う"
~水素燃料電池ドローンや水素マイクロモビリティの開発~

当社は、水素を動力源とするドローンやマイクロモビリティの開発を推進しています。
2023年3月28日に、近畿電機株式会社と共同開発した「水素燃料電池ドローン」の試験飛行に成功しました。当社が開発した「水素燃料電池ドローン」は、従来のバッテリー駆動タイプのドローンと比較し飛躍的な長時間飛行が特徴です。この特徴から、広域での施設警備、災害時の被災状況調査、生活困難地域における物資輸送等、ドローンの長時間飛行が求められる分野での活用が期待されています。
今後は「小型の燃料電池(水素FC)向け水素サプライチェーン」の本格化を見据え、ドローンだけでなく、水素アシスト自転車、車いすやシニアカートなど、クリーンエネルギーで長時間利用できるさまざまな水素マイクロモビリティの普及拡大に貢献します。
今後の展望
小型の燃料電池(水素FC)を非常用電源・可搬型電源として
人が集まる場所でもCO2の排出がなく音が静かな小型の燃料電池(水素FC)電源は、従来のガソリンエンジンの発動発電機を代替する電源として注目されています。
災害発生時、データセンターやオフィス、携帯基地局、避難所での非常用電源としての活用や、工事現場や各種保守作業で使われる可搬型電源としての活用など、クリーンで新しいエネルギーとして、小型の燃料電池(水素FC)電源の未来は大きくひろがっています。
小型水素容器による水素利用の未来

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