街づくりの進化に欠かせない先進技術が「スマートシティ推進EXPO」に集結

2022年07月22日NEW

今月の「未来図」では、大都市から離島まで、様々な規模で、デジタル技術を活かした街づくり、里づくりを推進する動きを紹介した。6月29日から7月1日にかけて東京ビッグサイトで開催された「スマートシティ推進EXPO」では、このような取組みに欠かせない先進技術やソリューションが出展された。

「スマートシティ推進EXPO」は、自治体・公共Weekを構成する5つの展示会(「地方創生EXPO」、「自治体DX展」、「自治体向けサービスEXPO」、「地域防災EXPO」)の一つとして開催された。「スマートシティ推進EXPO」では、自動車に搭載することで、レベル4の完全自動運転が可能になる「後のせ自動運転システム」などが注目を集めた。「東北大学との連携でスーパーシティを目指す仙台市」では、先端サービスを実装する分野の一つに、ラストワンマイルの移動手段としてのマイクロモビリティが挙げられていた。東海クラリオンが開発した「YADOCAR-iドライブ」を利用すれば、2人乗りのマイクロEVから8人乗りのマイクロバスなどの既存車両を、自動運転車に変えることができる。時速20kmであらかじめ指定されたルートの走行に限定し、安全かつ安価な自動運転システムを実現するもので、過疎化が進む地方都市での利用を想定しているという。

YADOCAR-iドライブのイメージ図(出典:東海クラリオンプレスリリース) イメージ
YADOCAR-iドライブのイメージ図 
(出典:東海クラリオンプレスリリース)

また、「スマートシティ推進EXPO」では、専門知識やソフトウェアがなくてもビッグデータを分析し、データにもとづく「持続可能なまちづくり」を可能にするプラットフォーム「TOWNEAR」が展示された。データを収集するのみならず、「なぜその変化が起きたのか」を示唆する因果推論などの高度なデータ解析を行うことで、政策立案や効果検証に活用できる。「竹芝から始まるスマート東京の未来」で紹介したように、今後スマートシティ化が進めば、各所に設置されたセンサーからリアルタイムでデータを収集されるようになる。このようなデータを有効活用していくためのプラットフォームとして注目される。

ちなみに、118の都市を対象にした「Smart City Index 2021」では、東京が84位、大坂が86位となり、東京、大阪ともに、「世界のスマートシティランキング」で紹介した2020年のランキングから順位を落とす結果となった。2021年のランキングでは、韓国・ソウル(13位)や香港(41位)はもとより、マレーシア・クアラルンプール(74位)やタイ・バンコク(76位)よりも下位となっている。「スマートシティ推進EXPO」に出展されたような技術を活用した街づくり、里づくりが進展することに期待したい。

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