次世代モビリティの市場規模について

2024年6月10日

次世代モビリティの市場規模

次世代モビリティとは、新しい交通手段や交通システムの総称で、AIを活用した自動運転技術などの最先端技術を取り入れて進化した移動手段(モビリティ)をいいます。
身近なものだとEV(電気自動車)も含まれ、また地上のみならず、航空や海上での移動手段を含めると、ドローンやAUV(自律型無人潜水機)など、その種類は多岐にわたります。
ここでは、その中でもEVと電動二輪の間に位置付けられている、電動トライク(側車付軽二輪)、電動ミニカー(原動機付四輪)、国土交通省が定義している超小型モビリティ(自動車よりもコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れている1~2人乗り程度の車両)を次世代モビリティとして、市場規模を紹介します。

矢野経済研究所が2023年に実施した次世代モビリティ市場の調査によると、国内の次世代モビリティ(電動トライク、電動ミニカー、超小型モビリティ)の新車販売台数は2030年には最大で49,500台になると予測されています。現在、世界的に持続可能な社会への関心が高まっている中で、カーボンニュートラルの推進は今や不可逆な流れとなっており、環境性と経済性を両立させたモビリティは、生活に根差した移動手段として常に求められています。今後の次世代モビリティ市場は、これまで電気自動車市場を牽引してきた高級車だけでなく、廉価で実用性のある電気自動車の需要が増加すると見られています。また、政略的に普及させやすい公用車や営業車、小口配送車などの分野で市場を獲得していくと考えられています。

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