電子棚札システム|取り組み・事例紹介 | 株式会社ミライト・ワン
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  • お客様事例

株式会社ビックカメラ様

電子棚札システム

店舗の業務効率化とお客様への新たな購買体験の提供を目指し、全店舗49店に360万棚札を導入。

店舗の業務効率化とお客様への新たな購買体験の提供を目指し、これまで差し替え作業に多くの時間が必要となっていた紙のプライスカードに代わり、電子棚札を全店に導入していただきました。

2018年に小型店舗の新規オープンに合わせて検証導入し、翌2019年の新規オープン5店舗と池袋本店への導入を経て、2020年8月に全店(49店舗)への導入が完了しました。現在、グループ会社への導入も進んでいます。

選定理由 -ミライト・ワンと子会社CREiSTとの共同プロジェクトによる現地調査から電子棚札取付・保守までを一気通貫で行える体制の構築。ミライト・ワンの無線技術、全国展開の工事・保守実績の強み、CREiSTの電子棚札をお客様とのコミュニケーションツールとして的確に理解した柔軟な対応とそのシステム開発能力が評価されました。

電子棚札による業務効率化と販売員の負担軽減

株式会社ビックカメラ様は「より豊かな生活を提案する、進化し続ける"こだわり"の専門店の集合体」を店舗コンセプトに都市圏駅前での大型店舗の展開によって事業拡大されており、昨今の大量な品揃えや売価コントロールを必要とするビジネススタイルの中で、業務効率化とお客様への新たな購買体験の提供を目指し、電子棚札の全店導入に取り組まれました。 店舗によっては品揃えが数十万点にも及ぶため、以前は業務の合間に販売員が手作業で1日に数千枚の値札を差し替えることもあり、プライスカードの差し替えには多くの時間が必要となっていましたが、電子棚札を全面導入した後は、この作業が不要となり、豊富な商品知識を用いた接客など、実物に触れる安心を提供できる実店舗の強みがさらに磨かれることになりました。

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電子棚札で価格表示を即座に変更

電子棚札の導入により、需給や競合他社の動きに応じて店頭の価格を即座に変動させる「ダイナミックプライシング」が可能となります。価格は競合店や自社の在庫事情から、もともと小売店が独自に決めていますが、電子棚札を導入することにより、値札を張り替えていてはとても間に合わない、天候に応じて特定の店舗のみ値下げをする、タイミングを見て店ごとにセールを行うといった機動的なセール戦略を描くことができるようになります。

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電子棚札のNFC機能を活用(アプリでタッチ)

最近はネットで事前に情報収集をして来店し、特に高単価の商品などは実物を見て納得してから購入するお客様も多くいます。株式会社ビックカメラ様では電子棚札のNFC(近距離無線通信)機能を用いたスマホアプリ「アプリでタッチ」を導入し、お客様がスマホを電子棚札にかざすと、価格に加え、ECサイト「ビックカメラ・ドットコム」に書き込まれたレビューに基づいた5段階の星評価を表示された商品ページに飛んで口コミを確認し、その場で商品の購入ができる仕組みをつくりました。

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電子棚札で販売員のピッキング効率化を実現(ネット取り置きサービス)

実店舗はネットで注文を受けた商品をお客様に渡すサービス拠点としての役割も果たしています。株式会社ビックカメラ様ではネットで注文した商品を帰宅途中に持ち帰る「ネット取り置き」サービスを行っています。お客様のネットでの注文を反映し、店舗で電子棚札のLEDを点滅させることにより、販売員は、膨大な商品の中から目当ての商品を素早く、正確にピッキングすることができます。

電子棚札を窓口としてお客様へ新たな購買体験を提供

電子棚札を窓口として、お客様の生の声をとらえ、リアル店舗を持つからこそ収集できるデータの活用やECサイトとの連携をすることで、お客様へ新しい商品の買い方を示すことが可能となります。電子棚札はリアル店舗とネットを融合させ、お客様に新たな購買体験を提供することで実店舗の楽しさや魅力の向上に貢献します。

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- 社名
株式会社ビックカメラ
- 本店所在地
東京都豊島区高田3-23-23
- URL
https://www.biccamera.co.jp/bicgroup/index.html

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