| プロジェクト名 | TTK宮城支店 古川営業所 新築移転工事 |
|---|---|
| 実施主体 | 株式会社TTK、西武建設株式会社 他 |
| 施工場所 | 宮城県遠田郡美里町(旧中埣小学校跡地) |
| 建物・設備 | ZEB Ready取得、BCP対応設計(通信回線分散・備蓄確保)、顔認証入退館システム 等 |
東北のインフラを支えるBCP対応の詳細は?
震災の教訓を設計に反映した、止まらない通信拠点
新社屋の設計において最も重視されたのは、災害時における事業継続性です。東日本大震災の経験を活かし、拠点通信設備の回線を分散化するとともに、サーバ室での一元的な監視体制を構築。さらに、独立した非常用備蓄室を確保するなど、有事の際も東北の通信インフラを維持し、復旧作業の司令塔として機能する強靭な設計を採用しました。
敷地内には防風・防雪に優れた自社製品「TTKベルト式ネットフェンス」を配し、東北特有の気象条件から設備を保護。また東北の中でも保守エリアが広い設備運営業務のロケーション統合により、工事と保守が一体となって運営を推進しました。
地域の環境理念に即した「ZEB Ready」の取得
次世代の脱炭素社会を見据えた環境負荷低減オフィス
美里町の環境理念に寄与すべく、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)において最高ランク(星5つ)を獲得。さらに、建物の省エネ性能を極限まで高めた「ZEB Ready」の認証を取得しました。高断熱化や省エネ設備の導入により、エネルギー消費量を大幅に削減。今後はEV給電やバイオディーゼル給油設備の導入も計画しており、環境負荷低減をリードするオフィスモデルを目指しています。
また、社員の健康増進を目的としたリフレッシュコーナーや、感染症対策に配慮した自動水栓の導入など、人にも環境にも優しい執務環境を構築。最新の顔認証入退館システムによるセキュリティ強化と合わせ、DX時代にふさわしい先進的な拠点運営を推進しています。
持続可能な地域社会への貢献と今後の展望
地域の通信を守り、みらいを共に創る拠点として
2025年11月19日に行われた竣工式では、美里町の相澤町長ら来賓から、地域社会の未来を支える拠点への期待を寄せていただきました。TTKは、本プロジェクトで得た高度な拠点構築の知見を、現在建設中の新宮城支店(荒井ビル)などの次期展開にも最大限に活用し、グループ全体の技術力向上に繋げてまいります。
私たちは"技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する"というパーパスを掲げ、これまで培ってきた通信、電気、建築、土木などの技術を活かし、これからも地域や企業のDX化、グリーンエネルギー活用の推進など未来に繋げる街づくり・里づくりに取り組んでいきます。
- 社名
株式会社TTK
- 本店所在地
宮城県仙台市若林区新寺1-2-23
- URL
https://www.ttk-g.co.jp/