株式会社ミライト・ワンのグループ会社である株式会社ミライト・ワン・システムズ(本社：東京都港区、代表取締役社長：田村亮彦、以下ミライト・ワン・システムズ)は、食品、建設、製造などの業界を対象に、運転前後のアルコール検査を簡単な操作で報告・管理することが可能な「コンレポ・アルコールチェック－連動サービス」を開発し、2022年8月22日より販売を開始します。

2022年4月から改正道路交通法施行規則が順次施行されており、今後の予定では、事業所で使用する社用車をはじめ、白ナンバー車もアルコール検知器によるチェックが義務化されます。乗用定員数が11人以上の自動車1台以上、または、その他の自動車5台以上を使用する事業者は「安全運転管理者」を決め、15日以内に警察署に届け出る必要があるなど、事業者の義務化項目が増えています。

ミライト・ワン・システムズは、約2年前から従業員の勤務形態や健康状態を素早く入力・集計・管理することが可能なコンレポ（コンディションレポート）のサービスを提供してきたことで、培ってきた多くの実績とノウハウ、経験を活かし、今回の法改正にも対応させた「コンレポ・アルコールチェック－連動サービス」の開発に着手し、販売開始することとなりました。

「コンレポ・アルコールチェック－連動サービス」は、アルコール検知器での検査数値をカメラで撮影後、AI画像分析することによりその数値を自動入力することができます。世の中に数多く存在するアルコール検知器の機種に依存することなく、既に、使用している検知器を買い替えることなく汎用的に利用できる点が最大の特徴です。また、90%以上の高精度な読み取り率を実現しており、画像や動画から物体を高速に検知するアルゴリズムを採用しています。これにより、特定の検知器の機種に依存することなく、いつでもどこでも簡単に記録することが可能となります。また、このサービスは、アプリのインストールは不要で、ブラウザーの環境さえあれば、業務前の忙しい時でもスマートフォン、タブレット、PC等から入力操作が可能です。また、安全運転管理者からは、承認状況ごとにアルコールチェックの該当件数を確認することや特定したドライバーの状況を一覧画面に表示することなど詳細情報を簡単に確認することが可能です。更に、本人とアルコール検知器のチェック結果を撮影・記録する為、遠隔地でのアルコールチェックにも使用できます。チェック結果は自動入力される為、不正な入力を防ぐこともできます。万一、ドライバ―からアルコール濃度が0.15ｍg以上の数値が検出された場合は、即時に安全運転管理者へ報告する仕組みになっています。提供価格は、1 ユーザあたり月額４００円 程度で利用が可能です。

ミライト・ワン・システムズでは、コンレポシリーズを拡張していくことで、今後も「健康」をキーワードに、安否確認システム等の災害時の対策とも連動させ、社員の健康と安全を守るサービスを継続的に展開し、健康経営をめざす各企業へのサポートを提供していきます。

　
＜株式会社ミライト・ワンとは＞
株式会社ミライト・ワンは、株式会社ミライト・ホールディングスおよび、株式会社ミライト、株式会社ミライト・テクノロジーズの3社統合により、2022年7月1日に発足しました。ミライト・ワンでは、"技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する"ことを パーパス（存在意義）に掲げ、これまで情報通信設備建設や総合設備事業で培った技術力を基盤に、街づくり・里づくりや企業DX・GX、グリーンビジネスやグローバル事業などに邁進し、顧客や社会の課題解決、地域の活性化に取り組んでいます。


＜株式会社ミライト・ワン・システムズとは＞
株式会社ミライト・ワン・システムズは、ミライト・ワン グループにおけるシステムインテグレーション事業について、さらなる事業領域拡大と収益力向上を目指し、機動力を持ち、グループシナジーを高めることができるよう、2022年7月1日に当社を戦略的ＳＩ事業子会社として再編されました。事業持株会社「ミライト・ワン」の戦略的 SI 事業子会社として相応しく、 高度なシステム技術力を提供する集団として挑戦し続けてゆく想いを込め、取り組んでいます。