通信建設大手の株式会社ミライト・ワン（本社：東京都江東区、代表取締役社長：中山俊樹、以下ミライト・ワン）は、カーボンニュートラル社会の実現に向け、三菱ふそうトラック・バス株式会社（本社：神奈川県川崎市中原区、代表取締役社長／CEO：カール・デッペン、以下、三菱ふそう）による「FUSO eモビリティ ソリューションズ」の提供に向けた「充電器・充電器設置サービス」提供パートナーとして協業を開始します。

近年、各企業は脱炭素社会の実現に向けた貢献がますます求められるようになる中、国内自動車メーカからはEVの新規発売について多くの発表がなされ報道機関に取り上げられるようになってきています。三菱ふそうは、電気小型トラック「eCanter」をいち早く市場に導入し、物流業界におけるEV化をリードしている先駆的な自動車メーカです。また、自動車販売のみならず、顧客企業の環境施策の推進支援も視野に、異業種企業との連携によりeモビリティソリューションズの企画・サービス開発を積極的に進めています。

一方、ミライト・ワンは、70余年にわたり、電気・交通・水道・エネルギーといった基幹的な社会インフラの建設に携わるとともに、その運用・維持・管理までを含めた高度な技術を蓄積してきました。EVについては2000年代後半より市場ニーズに着目し、充電器の設置工事を１０年以上手掛けており国内でもトップクラスの施工実績を保有しています。2030年に向けた経営戦略では、国内外の社会課題の解決への貢献を軸に展開することとしており、企業のグリーン化推進事業への参加や脱炭素に貢献するグリーン発電事業への参入などを通じて将来の事業基盤とすべく推進体制を強化しています。こうした状況を背景に、ミライト・ワンは三菱ふそうによる「FUSO eモビリティ ソリューションズ」の提供に向けたパートナーとして協業を開始することとなりました。

ミライト・ワンでは、公官庁・自治体等におけるICTインフラ基盤の多くの構築実績、EV充電器設置のための設計や施工、EV充電器設備の保守サポートなどの事業を従来から手掛けており、こうしたノウハウを元にして、三菱ふそうと共に「充電器・充電器設置サービス」を顧客へ提供していきます。ミライト・ワンは充電器設置の施工パートナーとして、主に「eCanter」を導入される顧客の事業等に、EVトラック向けの充電器設置をスムーズかつ確実に行います。また、EV活用の促進や更なるコスト削減に向けた太陽光発電や蓄電池の設置など、今後も引き続き、グリーン化推進事業のためのソリューション開発・実用化に向けた具体的な施策検討も進めていきます。

＜株式会社ミライト・ワンとは＞
株式会社ミライト・ワンは、株式会社ミライト・ホールディングスおよび、株式会社ミライト、株式会社ミライト・テクノロジーズの３社統合により、２０２２年７月１日に発足しました。ミライト・ワンでは、"技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する"ことを パーパス（存在意義）に掲げ、これまで情報通信設備建設や総合設備事業で培った技術力を基盤に、街づくり・里づくりや企業DX・GX、グリーンビジネスやグローバル事業などに邁進し、顧客や社会の課題解決、地域の活性化に取り組んでいます。


◆ミライト・ワンが推奨する充電ソリューションの例