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  • 2022年10月12日
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「第13回Japan IT Week 秋」出展内容のお知らせ【第2回】

ミライト・ワン グループの「みらいを共創するIoT&5Gソリューション」の魅力を紹介Vol.1

ミライト・ワン グループでは、「第13回Japan IT Week秋『IoT&5Gソリューション展』」に出展します。今回は、「技術と挑戦で『ワクワクするみらい』を共創するミライト・ワン」というテーマのもと、ミライト・ワン グループのブースの中でも、「みらいを共創するIoT&5Gソリューション」の魅力についてご紹介します。

「みらいを共創するIoT&5Gソリューション」を紹介

同ブース内で、ミライト・ワンが有するローカル5GやWiFi等の「ネットワーク関連ソリューション」を展示します。また、近年、設備の老朽化による維持管理コストが増大している水道事業に貢献する水道DXソリューションや、災害対策にむけた冠水センサ等の「水道関連ソリューション」についても紹介します。ここで紹介するVol.1では、水道関連ソリューションについてご説明します。

〇水道DXソリューションの提供実績を有するミライト・ワンが提供するAI/機械学習による「水道管劣化予測・影響度評価・更新計画策定」ソリューション

最近、震災が増えていること、それらの震災も災害級の台風が多発していることもあり、老朽化した水道管の破裂による漏水・断水事故のニュースが後を絶ちません。日本水道協会が発行する水道統計によると、老朽化による水道管の破裂など、全国で毎年2万件以上の管路事故が発生しているといいます。多くの水道管が、高度経済成長期に整備されたこともあり、このタイミングで全国的に水道管の老朽化が進んでいることも事故の要因の一つとなっています。水道管路総延長のうち法定耐用年数を超えた管路が占める割合も年々増加しているという調査結果も出ています。加えて、厚生労働省によると、全国各地に張り巡らされた水道管路総延長のうち、年間に更新される管路はわずか0.7%にすぎず、その更新率も年々減少しています。全国の水道管を全て取り替えるのに140年以上かかる状況にあるといわれています。
 
このような社会インフラの老朽化や就労人口の減少が深刻化している中、ミライト・ワンでは、水道インフラの安定的・継続的な運用を支えるため、水道事業関連工事の施工により、毎年数十億円を超える施工実績に及ぶエンジニアリング業務を提供しています。この豊富な経験とノウハウを最大限にいかし、水道管の劣化診断から施工・保守に至る一貫した水道DXソリューションを提供しています。この水道DXソリューションは全国の自治体を中心に導入が進んでいます。
 
水道DXソリューションの一環である「水道管劣化予測・影響度評価・更新計画策定ソリューション」は、水道事業体が保有する管路データと漏水履歴情報を活用し、独自の技術で構築した環境データベースと、AI/機械学習によるアルゴリズムによって水道管の破損リスク、劣化状態を予測します。そして、影響度評価では、劣化予測に加えて水道管の重要度を考慮することにより、漏水が発生した際のビジネスリスクをマップ上に可視化します。また、これらの予測結果を用いて自動で更新計画の立案を行うことができ、これらのソリューションを提供することで、更新計画の策定稼働やメンテナンス費用など、3割程度の削減が見込むことができます。

〇水道管施工管理システム「photoruction water」のご紹介

少子高齢化や人口減に伴う水道需要の縮小がある一方で、日本における水道事業は、需要の減少に伴う減収や水道事業に携わる職員数の減少など、さまざまな課題を抱えています。そこで、多くの自治体や水道事業者においては、これらの課題を解決し、持続的な水道事業を実現するため、ICT技術を活用した水道事業の運営、すなわち、水道DXが着目されています。
 
「水道管施工管理ソリューション」(photoruction water)は、栗本鐵工所、フォトラクション、当社の3社で共同開発した水道管工事に特化した現場で使えるソリューションです。多くの導入実績を持つ建設業向けの施工管理システム(photoruction)をベースに、配管詳細図の作成や継手のチェックなど水道管工事に特化した独自の機能を備えております。現場でスマートフォンやタブレット等の端末を利用した配管詳細図の作成が可能となります。また、継手チェックを実施した記録が帳票へ連動する為、従来現場作業後の夜間や休日に行っていた書類作成の効率化が図ることができます。

〇冠水を検知し、リアルタイムに通知する「冠水センサ」について

日本国内の多くの都市は、地盤沈下や天井川の形成などで海や河川の水位より低い土地に形成されている場合が多いのはご存知でしょうか。そうすると、河川から水が溢れたり堤防が決壊したりすると大きな被害が生じることになります。また、日本は、諸外国に比較すると人が住むことができる土地の面積が非常に狭いため、水害のおそれがある地域には住まないという選択肢は現実的ではありません。人が住むことができる土地をより安全な土地にする治水対策が必要になってきます。
 
ミライト・ワンが提供する「冠水センサ」は、災害発生時に状況把握、意思決定を行う自治体様を対象に開発されたツールで、対象エリア内の冠水を現地に出向くことなく、リアルタイムに把握することが可能です。各地の水害の早期発見、被害の提言に貢献いたします。
 
この「冠水センサ」は、NOVARS社の製品である電池型IoTデバイス(MaBeee ML)を内蔵した冠水検知ユニットとMaBeee ML管理コンソール(クラウドサービス)を利用したもので、フロート式センサ、中継基板(パルス信号に変換)、IoTデバイス(Mabeee ML)にて構成しました。 通常時(冠水未検知時)は一定時間ごとに発報、異常時(冠水検知時/検知中)はセンサが冠水を検知した時、検知後一定時間ごとに発報します。 電源が不要で、センサ本体で対応し、無線配信のため配線や受信機の設置の必要がありません。また、LTE-M通信を採用しており、ドコモの通信圏内であれば、どこでもカバーされます、さらに、異常時への関係者の通達、冠水対象エリアのマップ表示等、管理機能も充実しています。

今後の掲載予定は下記の通りです。

  • 第3回目:掲載予定日 10月14日
     「みらいを共創するIoT&5Gソリューション」特集Vol.2
  • 第4回目:掲載予定日 10月18日
     「企業の業務効率改善DXソリューション」
  • 第5回目:掲載予定日 10月20日
     「街づくり・里づくりのDX・GXソリューション」

※資料の状況によって、掲載順番は前後することがあります。

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