通信建設大手の株式会社ミライト・ワン（本社：東京都江東区、代表取締役社長：中山 俊樹、以下ミライト・ワン）は、電動キックボードシェアリングサービスを展開するBRJ株式会社（以下BRJ）と共同で、太陽光発電を活用した電動キックボード充電スポット（自律型電源設備）の開発、運用検証を2022年11月10日(木)より東京都立川市内にて開始しました。

BRJはミライト・ワンが出資するベンチャーキャピタルファンド「B Dash Fund ４号投資事業有限責任組合（以下、「B Dash Fund」）」の投資先であり、電動キックボード車体の遠隔監視、コントロールなど安心、安全面での配慮や、環境問題への貢献をフィロソフィーとして、マイクロモビリティ分野から公共交通の課題解決への貢献に取り組む企業です。

今回の実証は、ミライト・ワン グループが取り組む「街づくり、里づくり」における様々な地域課題(交通、エネルギー、災害、観光など)への解決策の一つとして、マイクロモビリティ分野でのカーボンニュートラルの実現に向けたビジネス連携実証であり、エネルギー関連設備構築、高度無線ICTソリューションなど多様なエンジニアリング力の融合によるソリューション創出への活用を目的として実施するものです。その第一段階としてBRJが提供する電動キックボードシェアリングサービスにおける消費電力を、自律型電源設備を用いた太陽光発電から供給することで、消費電力のグリーン電力化や、無電力地域での充電を可能にするなど車体充電オペレーションの効率化を図るものです。

ミライト・ワンは、新たなICT技術の進展を背景とした市場ニーズ・顧客ニーズの変化に対応したタイムリーなサービスを提供するため、B Dash Fundなどのスタートアップパイプラインの活用によるオープンイノベーションを推進し、BRJなどの有望なスタートアップ企業とのシナジー創出を通じて、新たな価値創造に向けた取り組みを積極的に進めていきます。