通信建設大手の株式会社ミライト・ワンのグループ会社である株式会社ミライト・ワン・システムズ(本社：東京都港区、代表取締役社長：田村亮彦、以下、ミライト・ワン・システムズ)は、2023年4月6日よりウェアラブルデバイスを利用した高セキュリティリアルタイム遠隔作業支援サービス「みらいコネクト」を、販売開始します。

「みらいコネクト」は、ウェアラブルデバイスを利用し、ミライト・ワン・システムズが構築した高セキュリティの映像・音声送信システムを介して、作業している現場と遠隔地との間で、映像配信と双方向の音声会話をリアルタイムで共有・録画することが可能なサービスです。配信映像は視聴者側のブラウザ操作で拡大や露出調整が可能です。これにより、作業者は目の前の作業に集中することができ、作業者の負担が少ない高度なハンズフリー環境を実現します。

映像配信に用いるデバイスはFairy Devices株式会社が開発した高性能な首掛け型ウェアラブルデバイス「THINKLET®（シンクレット）」※を採用しています。既存の頭に装着するデバイスでは首の動きに影響されますが、首掛け型とすることで揺れが少ない安定した映像の配信が可能です。

「みらいコネクト」は業種・業態を問わず、導入することができます。病院の手術動画の共有・撮影や訪問診察・看護の遠隔支援、通信建設工事を初めとした工事全般における遠隔支援や工事記録への活用、技術継承用コンテンツの作成など、あらゆる業種・業態での活用が可能です。

ミライト・ワン・システムズでは、「みらいコネクト」の販売を通じて、映像や音声のリアルタイム共有による情報伝達のスピード向上や共有したデータを活用することによる作業効率の向上、安全対策の強化など、多くの顧客の作業支援のＤＸ化を支援していきます。

概要は別紙の通りです。
※　「THINKLET®」はFairy Devices株式会社の登録商標・製品名です。

＜株式会社ミライト・ワンとは＞
株式会社ミライト・ワンは、株式会社ミライト・ホールディングスおよび、株式会社ミライト、株式会社ミライト・テクノロジーズの3社統合により、2022年7月1日に発足しました。ミライト・ワンでは、"技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する"ことを パーパス（存在意義）に掲げ、これまで情報通信設備建設や総合設備事業で培った技術力を基盤に、街づくり・里づくりや企業 DX・GX、グリーンビジネスやグローバル事業などに邁進し、顧客や社会の課題解決、地域の活性化に取り組んでいます。

＜株式会社ミライト・ワン・システムズとは＞
株式会社ミライト・ワン・システムズは、ミライト・ワン グループにおけるシステムインテグレーション事業について、さらなる事業領域拡大と収益力向上を目指し、機動力を持ち、グループシナジーを高めることができるよう、2022年7月1日に当社を戦略的ＳＩ事業子会社として再編されました。事業持株会社「ミライ ト・ワン」の戦略的 SI 事業子会社として相応しく、高度なシステム技術力を提供する集団として挑戦し続けてゆく想いを込め、取り組んでいます。


別紙
＜「みらいコネクト」概要＞

特徴１：高セキュリティ
オンプレミス環境での利用や専用SIMを利用したインターネットを介さない閉域網内でのMECサービスを利用することで、高セキュリティを実現。セキュリティリスクを軽減します。

特徴２：高い操作性、かつ、高度なハンズフリー環境
ブラウザを介して遠隔地からウェアラブルデバイスカメラのズームや露光調整などの操作が可能。作業者の作業の手を止めることなく、作業映像をリアルタイムで共有・録画することができ、高い操作性を実現し、高度なハンズフリー環境を提供します。


＜「THINKLET®」※概要＞　※　「THINKLET®」はFairy Devices株式会社の登録商標・製品名です。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　©︎2022 Fairydevices Inc.

・人間工学を元にデザインされた軽量型かつ首掛け型デバイスでハンズフリーを実現。
・広角カメラを搭載。首掛け型のため画像の「ブレ」が軽減し、安定した映像を取得。
・高性能マイクを搭載。クリアな音声で聞き取りやすい。
・IP54相当の防水防塵性能で、屋外での使用も可能。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　【サービス提供イメージ】

　　　※特殊なSIMを使用してインターネットを介さず直接管理するサーバーに接続されるサービス