【株式会社ミライト・エックス/株式会社エナジーゲートウェイ】「まえばし暮らしテック推進事業」で「家電情報によるくらし見守りサポート＋」を提供開始
～家庭に電力センサーを1つ設置するだけで、「家電毎の電力使用量の見える化を通じた見守り」、「自治体からの防災・防犯情報をプッシュ型で通知」するアプリサービスを提供～
通信建設大手の株式会社ミライト・ワンのグループ会社である株式会社ミライト・エックス（本社：東京都江東区、代表取締役社長：山口 孝雄、以下ミライト・エックス）は、株式会社エナジーゲートウェイ（本社：東京都港区、代表取締役社長：酒井 正充、以下エナジーゲートウェイ）と協業し、前橋市が推進する「まえばし暮らしテック推進事業（デジタル田園都市国家構想推進交付金TYPE３採択事業）」の一つとして「家電情報によるくらし見守りサポート＋（プラス）」サービスを提供開始しました。
本サービスは、家庭に電力センサーを1つ設置するだけで、「家電毎の電力使用量の見える化を通した見守り」と、「自治体からの防災・防犯情報をプッシュ型で通知」するアプリサービスです。ミライト・エックスは電力センサーを住宅内の分電盤に設置し、エナジーゲートウェイは収集した電力データを分析、価値化する事業に取り組んでいます。昨今の超高齢化社会の加速や地域見守りのニーズを踏まえて、「まえばし暮らしテック推進事業」の中で、これまで提供してきた電力見える化サービスと新しいサービスを組み合わせ、新たな地域見守りサービスを提供開始します。
群馬県前橋市は、内閣府が推進する「デジタル田園都市国家構想推進交付金事業」の採択を受け「まえばし暮らしテック推進事業」を実施し、様々なサービスを構築しました。その様々なサービスによって地域が抱える課題を解決し、市民によって育まれる共助型未来都市、一人ひとりが幸せでいられる街の実現を目指しています。（*1）
また、現在日本では、総人口が減少する中、高齢者の人口は3621万人と過去最多で、総人口に占める高齢者人口の割合は2022年、28.9％と過去最高を記録しました。今後も2025年に30.0%、2040年に35.3%を占めると予測されており、超高齢化社会が進行しています。2040年には生産年齢の1.5人で高齢者１人を支える計算となり、高齢者を支える人手の不足は日本社会全体の課題となっています(*2)。前橋市においても、地域に住む高齢者がいつまでも安心・安全に暮らすことができる街づくりを推進しており、「まえばし暮らしテック推進事業」の中でIoTを活用した地域見守りの構築を目指していました。
ミライト・エックスは、コンシューマー向けの販売、電力センサーの施工、カスタマーサポートを担い、お客様が安心してサービスを利用できる体制づくりを推進します。一方、エナジーゲートウェイは、宅内電力データを活用した地域見守りサービスの提供を通じて、高齢者やそのご家族が安心・安全に暮らし続けることができる街づくりに貢献します。また、蓄積される電力データの分析等を通じて新たなサービス開発を推進し、お客さまにとってより便利なサービス実現を目指します。
上記により両社で、宅内電力データを活用した地域見守りサービスの提供を通じて、高齢者やその家族が安心・安全に暮らし続けることができる街づくりに貢献します。
*1 前橋市ホームページ（https://www.city.maebashi.gunma.jp/soshiki/seisaku/mirainomesozo/gyomu/6/34736.html)
*2 高齢者人口に関する各種数値は、内閣府「令和４年版高齢社会白書」（https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html)を参照しています。
サービスの詳細は別紙の通りです。
＜株式会社ミライト・ワンとは＞
株式会社ミライト・ワンは、株式会社ミライト・ホールディングスおよび、株式会社ミライト、株式会社ミライト・テクノロジーズの3社統合により、2022年7月1日に発足しました。ミライト・ワンでは、"技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する"ことを パーパス（存在意義）に掲げ、これまで情報通信設備建設や総 合設備事業で培った技術力を基盤に、街づくり・里づくりや企業 DX・GX、グリーンビジネスやグローバル事業などに邁進し、顧客や社会の課題解決、地域の活性化に取り組んでいます。
＜株式会社ミライト・エックスについて＞
所在地 ： 東京都江東区東陽3丁目23番21号 プレミア東陽町ビル4階
代表者 ： 代表取締役社長 山口 孝雄
事業内容 ：太陽光発電設備/蓄電池システム販売・設計・施工・保安、情報通信機器/ロボット/ソフトウェアの販売・設置設定・保守・ヘルプデスクなど
設立 ： 2003年4月1日 URL ：https://www.mirait-x.co.jp/
＜株式会社エナジーゲートウェイについて＞
所在地 ： 東京都港区新橋3丁目1番11号
代表者 ： 代表取締役社長 酒井 正充
事業内容 ： IoTプラットフォームサービスの提供（各種センサーの販売、システム企画・開発、情報処理・提供サービスなど）
設立 ： 2018年2月15日 URL ：https://www.energy-gateway.co.jp/
１．家電毎の電力使用量の見える化を通じたご家族の見守り
電力センサーを1つ設置することで主要家電(*2)の使用電力量を推定するAI技術を用いて、日常的に使われていた家電が不使用になるなど、いつもと違う様子があればご家族にメールで通知する見守りサービスです。見守られる方が特別なことをしなくても、見守るご家族に生活の様子を伝えることができます。（*2 対象家電は、主要家電のうち最大10種類：冷蔵庫、待機電力（常に電力消費する家電を含む）、エアコン、炊飯器、電子レンジ、洗濯機、ヒーター・ドライヤー・ケトルなどの高熱家電、テレビ、IHクッキングヒーターとなります。）
２．自治体からの防災・防犯情報をプッシュ型で通知
前橋市の防災・防犯・健康福祉情報などをお知らせします。スマートフォンでリアルタイムに情報を確認することができます。
３．省エネ・節電をサポート
家電毎に電気料金がわかるだけでなく、類似世帯と比較し使用電力量の傾向を把握することができます。例えば、似た家庭と比較してエアコンの使用電力量が多いといったことがわかるため、設定温度を変更するなど省エネに資する具体的な行動に気付くことができます。
