通信建設大手の株式会社ミライト・ワン（本社：東京都江東区、代表取締役社長：中山俊樹）のグループ会社である株式会社ミラテクドローン（本社：東京都品川区、代表取締役社長：佐々木 康之、以下、ミラテクドローン）は、2023年G7貿易大臣会合大阪・堺推進協力協議会事務局からの依頼（発注）により、2023年10月28日に執り行われた「G7大阪・堺貿易大臣会合」において、堺市仁徳天皇陵（大仙）古墳での記念撮影時にドローンでの古墳空撮中継を実施しました。

本件は、ミラテクドローンが有するドローンの操縦技術に加え、安全に運用できる総合力が評価され、2023年G7貿易大臣会合大阪・堺推進協力協議会事務局より、各国のVIP（各国大臣、西村経済産業大臣、上川外務大臣）が集まった仁徳天皇陵（大仙）古墳での記念撮影時に、ドローンフライト及び撮影の依頼を受けました。今回、ミラテクドローンが使用した機体は、ＡＣＳＬ社の「蒼天（ＳＯＴＥＮ）」です。本機体は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）公募の「安全安心なドローン基盤技術開発」事業に採択され、技術開発を進め完成した、国産の産業用ドローンとなります。

今回は巨大な古墳の全景を各国の大臣に披露するため、ドローンを使用し、高度約100ｍの地点から空撮を行い、地上に設置した大型モニターへ中継を行いました。ドローンでの空撮を行うにあたり、事前に、古墳を管理される宮内庁、飛行申請が必要となる航空局、所轄警察署と適切に対応し、複数回にわたる周辺の現場調査、リハーサルを行うことで、日没までのタイトなスケジュールの中で安全に空撮を実施することができました。


＜株式会社ミラテクドローンとは＞
株式会社ミラテクドローンは、ドローン事業を専業で行う会社として2020年に設立。ドローンを使った点検、測量、空撮、災害支援等、多岐にわたるサービスを提供しており、国や自治体、インフラ会社等を対象に4,000件以上のフライト実績を有しています。また、ドローンの操縦方法や安全な飛行ルールを習得することのできる国家ライセンスをはじめ各種スクールを提供しており、ドローンで建物の外壁点検を行うための資格を取得できるコースを日本で初めて開講しました。併せて、国内外のドローン機材を幅広く取り扱っており、顧客のドローンに関するあらゆるニーズに対応できるサービスを提供しています。

＜株式会社ミライト・ワンとは＞
株式会社ミライト・ワンは、株式会社ミライト・ホールディングスおよび、株式会社ミライト、株式会社ミライト・テクノロジーズの3社統合により、2022年7月1日に発足しました。ミライト・ワンでは、"技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する"ことを パーパス（存在意義）に掲げ、これまで情報通信設備建設や総合設備事業で培った技術力を基盤に、街づくり・里づくりや企業DX・GX、グリーンビジネスやグローバル事業などに邁進し、顧客や社会の課題解決、地域の活性化に取り組んでいます。