【株式会社ミライト・ワン/西武建設株式会社/国際航業株式会社】ミライト・ワン グループ3社で道路インフラ管理における課題解決に貢献
株式会社ミライト・ワン(本社:東京都江東区、代表取締役社長:菅原 英宗、以下ミライト・ワン)およびグループ会社である西武建設株式会社(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:佐藤 誠、以下西武建設) 、国際航業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:藤原 協、以下国際航業)は、埼玉県狭山市より「狭山市道路施設等包括的民間管理業務」を共同事業会社5社※1にて受託しました。本業務は、狭山市が管理する市道(4,539路線)、道路橋および街路樹等における通報受付・巡回・清掃から補修対応・災害対応までを一括して担う包括的な管理業務で2025年4月より開始しました。ミライト・ワン グループ3社は地方自治体の道路インフラ管理における課題解決に貢献することを目指しています。
これまで、狭山市職員にて市民等からの道路に関する苦情や要望を個別に受け、現場の状況確認や補修等の対応を実施し、都度、記録簿等を作成するなどの手間が生じていました。
今回新たに、国際航業の「道路施設管理システム(Genavis Tao-Asset)」を導入することで、コールセンターにて24時間365日対応の受付体制を整備するほか、これまで手作業で作成していた帳票は自動で作成され、効率的な稼働や市民サービスの向上・最適化を支援します。
さらに、苦情要望箇所と地図をマッピングし一元管理を行うことで、リアルタイムに情報共有ができ、効率良く素早い対応が可能となりました。また、道路補修業務の目視確認に多くの作業員を要していましたが、国際航業の「Draw-AI(車載カメラ+AI舗装診断)」を活用することで道路補修の必要箇所をAIが自動的に検知し、目視確認をする作業員の稼働削減や業務効率化を実現しました。
このほか、ミライト・ワンは、通信インフラ構築で培った道路工事技術と情報通信技術(ICT)を活用した効率的な維持管理巡回業務を実施し、西武建設は西武鉄道沿線の地域開発に携わってきたことから、その一つのまちである狭山市の道路施設等包括管理業務全体の運営統括を推進し、高品質かつ効率のよい道路施設等管理を実施します。ミライト・ワン グループ各社のそれぞれの専門性と強みを融合させることで、道路インフラ管理の更なる品質の向上と効率化を図るとともに、持続可能で強靭な社会インフラの実現に努めています。
ミライト・ワン グループは、今後も本業務を通じて、狭山市の効率的かつ計画的な道路維持管理を実現し、道路施設の長寿命化と市民の皆様の安全・安心な道路環境の確保に貢献し、社会インフラ分野における課題解決に寄与していきます。
※1共同事業者は、西武建設株式会社、前田道路株式会社 北関東支店、日本技建株式会社、株式会社ミライト・ワン、国際航業株式会社
<株式会社ミライト・ワンとは>
株式会社ミライト・ワンは、1946年に創業し約80年にわたる歴史を持つ、様々なインフラを創り・守る企業です。これまでの通信インフラ建設で培ってきた豊富な経験と技術力をもとに、近年では、エネルギー分野や交通分野といった社会のインフラも創り・守り続けています。通信、電気、建築、土木などの技術を活かし、地域や企業のDX化、グリーンエネルギー活用の推進など未来に繋げる街づくり・里づくりに取り組んでいます。"技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する"というパーパスのもと、人々の暮らしを豊かにする新たな価値創造と持続可能な社会の実現を目指しています。
<西武建設株式会社とは>
西武建設株式会社は、2022 年 3 月 31 日より、ミライト・ワン グループ(当時のミライト・ホールディングス グループ)の一員として新たな一歩を踏み出しました。西武建設では、総合建設会社として「ものづくり」を通した地域社会への貢献を目指しています。1941 年の創業から 80 年の伝統の中で築き上げた確かな建設技術とノウハウを受け継ぎながら、時代と共に変化する社会の中で成長し続ける"活力"ある企業として、すべてのステークホルダーの"信頼"に応え、"よろこび"を提供しつづけます。
<国際航業株式会社とは>
国際航業株式会社は、2023 年12月20日より、ミライト・ワン グループの一員として新たな一歩を踏み出しました。国際航業は、「空間情報で未来に引き継ぐ世界をつくる」をミッションとして社会課題を解決しサステナブルな世界をつくることを目指しています。1947 年の創業から77年、航空測量から始まった私たちの事業は、「はかる」技術を核として、地理空間情報システム、都市計画、防災、環境、インフラ整備、エネルギー分野へと広がり、持続可能な社会基盤づくりに挑戦し続けています。
記
包括管理支援システム全体像
以 上